数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
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「しばらく前にさ、人様の熱い情熱というものを見て、私の中の眠ってたマグマがふつふつとわきあがってきたわけですよ」
「相変わらずエレンディアは唐突よね。 できれば私にもわかるように話してくれないかしら?」
「で、物凄くジルオール話書きたい! って思ったものの話としては形にならないわけだ」
「都合悪いところはいつも無視よね」
「出会った時からエレンディアはそうなのー。 今更なのー」
「・・・ずいぶんな言いようね、ルルアンタ・・・」
「都合いいところは聞こえてるのー・・・」
「だいたい今サバイバーじゃないの? あと確かジルオールなら書きかけ放置の・・・」
「で、カルラとの甘い話とか書きたいなーって思ったのだけど、そこで問題になってくるのが設定なのよっ!」
「・・・エレンディア今日はずいぶんね。 私だけ無視なのかしら?」
「私が! ザギヴを無視するわけないじゃない! ちゃんと愛してるわよ!!」
「全然話が噛みあってないのー」
「こうおぼろげな展開のイメージがあるのだけど、そこで物凄く分岐点になるのが、カルラの過去なのよね」
「自分の言いたいことだけ言っていくわけなのね・・・」
「カルラの過去はゲーム内で本人から聞くわけなのだけど、はたして18禁的な内容なのかそうでないのか、が私的に重要でそこ次第で展開が変わるイメージなのだけど、ここ年齢制限ないのよね」
「え・・・? エレンディア、その・・・カルラとそういう話、なの・・・?」
「ザギヴちゃん顔赤いのー」
「違うから! そうじゃないの! でもそうかも!」
「・・・ごめんなさい、あなたが何を言ってるかわからないわ」
「んー、なんていうのかな。 そういう話を考えてるわけではないの。 ただ実際に書いたらどこまで行くのか書いてみないとわからないかなーって。 イメージではまだそこまでできてないから最初の段階のイメージがあって、そこが設定次第で変わるかなーと」
「抽象的すぎてさっぱりわからないわ。 もう少し具体的に言ってくれない?」
「カルラが過去に暴行を受けていたとするならば、人に触れられることを嫌がる、と私は思うのね。 自分が触れるのはともかくとして。 これがそうでなくてただ虐殺のただ中にいたとするならば、表面はともかく内面は激しい憎悪の塊、という感じで話のアプローチが大幅に変わるわけ」
「まだよくわからないのー」
「んーと、前者なら話の焦点は『触れる』になるんだけど、後者なら『心を癒す』になるというのかなー」
「なるほどね・・・まぁおおよそはわかったわ。 ならいっそのこと・・・」
「両方書くは却下で」
「・・・どうしてよ」
「前にも言ったけど私は設定重視なので、どちらかが設定上の事実なら片方は虚実なわけよ。 虚実を元には書かないの!」
「・・・えっと、その2次創作って別に事実じゃないのよ?」
「わ、わかってるわよ、それはっ。 なんていうのかな・・・この場合両方書いたら片方のカルラは、私の中で偽者のカルラになっちゃうから書けないってことなのよっ!」
「エレンディアはいつもそういう無駄なところにばかりこだわるのー」
「無駄じゃないのよ、ルルアンタ。 それが私の楽しみ方なの」
「それでアイデア出たのに書けない、では本末転倒なんじゃないかしら?」
「そうだとしても!」
「ねーエレンディア、今思ったけどあの話全部カルラちゃんの嘘だったらどうするの?」
「はあ!!??」
「なるほど。 カルラならそれもありえるわね」
「ありえないわよ! だって確かサントラのミニドラマでそこって描かれてるんでしょっ!?」
「聞いてないの・・・?」
「・・・」
「唐突に話は変わるのだけど」
「いつものこととは言え、ここで話変わるのっておかしいんじゃない?」
「書いてたら急にアイデアがわいてきたの。 創作活動してる人ならわかってもらえると思うのだけど、アイデアって本当に突然に出てくるのよ。 そういうものなのよっ」
「なら書けばいいんじゃないのー? エレンディア」
「ちゃんと話にできる自信がないから、今言っちゃうわね」
「なんでよっ!?」
「見た誰かが書いてくれたらいいなーって・・・」
「エレンディアは本当いいかげんなのー・・・」
「いや、だって小ネタよ、基本的に。 おもしろそうだなーって思ったけど、そこからイメージが広がらないの・・・」
「まぁ・・・好きにすればいいんじゃないの・・・」
「キャラは私とルルアンタと誰か。 最低3人。 そこからは話の広がり次第? どっちが姉、って話。 『お姉さんなんだからがんばらないとね』とかフリを入れられて『そうね』『うんっ』・・・『え?』『え?』『え?』みたいな」
「・・・」
「・・・」
「え、何? ダメ?」
「ダメではないけど・・・これはどうなるの・・・?」
「エレンディアがお姉ちゃんって言ってるのー」
「それはほら、それぞれ独立した話だから・・・」
「ねえエレンディア、さっきまでのカルラの話の時に自分でなんて言ったか覚えてる・・・?」
「え?」
「どっちかのルルアンタは偽者になっちゃうのー」
「や、いや、それはあれよっ、ほら、えっと・・・だ、だから誰か書いてくれないかなってっ! 偽者になっちゃうから!」
「・・・なんとか逃げたわね」
「エレンディアはもっともらしい言葉をすぐ並べるけど、勢い任せで言ってるからすぐ破たんするのー」
「ルルアンタ・・・」
「エレンディアが怖いのーっ」
「やめなさいよ、エレンディア」
「私もね、ルルアンタのことは好きだからいつも我慢してるけど、私の我慢も限度ってものがあるのよ?」
「・・・でも嘘は言ってないの」
「そうよね。 いつも本当のことしか言ってないのよね、ルルアンタは」
「・・・」
「まぁそういうわけで設定がどっちかわからないので両方書けません。 あと私としては書いておもしろそうなのは前者なんだけど、前者の設定であって欲しくない、という気持ちもあったり」
「強引に話を変えてきたわね」
「もしかしたらこれのように戯言でいきなり書き出すかもしれないです」
「エレンディアは唐突に戯言で小話のようなもの書いたりするけど、誰もついていけないと思うの」
「ただ前者で書いた場合、焦点が『触れる』なため、ともすると18禁になってここでは発表できなくなる可能性も・・・」
「このまま無視のようね、私たち」
「お姉ちゃんって自分で言うわりに大人げないの」
「それではまたお会いしましょうー。 ではではー」
「どうせ書く書く詐欺だし、誰もこんなところ見てないのー」
「ルルアンターっっ!!」
(終)
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