数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
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「2週間前くらいに1年以上ぶりに更新したわけじゃん?」
「そうですね」
「だから次は来年だなって霧子さんと話してたじゃん?」
「ええ」
「なんでまた来たん??」
「何その本気で不思議そうな目。 マジでむかつくんですけど」
「忘れ物でもしましたか?」
「霧子さんまでっ!?」
「まぁ、その、確かに戻ったわけではないのですが…」
「だよね」
「ですよね」
「…でもその反応はいかがなものかとは思うんですよ」
「社長さぁ。 社長の書き物のスタンスはわかるんだけど、無駄な前フリ長いのやめない?」
「…すいません。 えっと、久しぶりに来てさ。 まぁ久しぶりに読み直したんさ」
「まぁここは社長が読んでて楽しいもの、ですからね」
「でね、アカイイドあるじゃない? ふと文月さんのリンク飛んでみたら404エラーだったのよね…」
「無沙汰の極みだな。 それも何回目だよ、お前…」
「いや本当返す言葉もなく…」
「とは言うものの…数年前にお邪魔した時にすでにSSとか書いてらっしゃらなかったし」
「そうなんだ! あとジャンル的にもかなり変わってて…」
「何言い訳フォローに乗っかってんだ、ボケ」
「最後の単語いらなくない? 真鍋くん」
「いらないとこ拾わないでくれない? 社長ちゃん」
「…」
「うちで一番見られた小話ってアカイイドなんだけど、それはまぁリンクの影響もあるわけですよ。 文月さんも紹介してくださったし」
「まぁそうですね」
「で、冒頭に『着想をえて』って書いてあったかと思うんだけど、具体的なネタばらしをしてみようかと」
「ほへ」
「ちょっともう最後に釘バット伝説読んだのが相当前なのでうろ覚えなんだけど、あちらでツタが切れるってのを見て、『あ、そうか。 ツタが切れるって発想は無かった!』がアカイイドの元なわけ。 元というか全て」
「全て?」
「だから切れるってところから、確か釘バット伝説の方だと切れるのは1回なんだけど、こういうのは天丼(お笑い用語で同じネタを重ねること)だろうと思い何回も切れる展開で構想しだして、何回も切れる理由はなんだろうと考えていってシチュエーションの重ねを考えた」
「シチュエーションの重ね?」
「桂と葛がいないシーンを重ねたらおもしろいかなと。 だからまぁなんていうかな、作りとしてはパズルのようなもので、実際のとこあの小話私のオリジナル部分少ないからね」
「アカイイトのいろんなシーンを組み合わせて作ったということですよね」
「だから著作権的には相当マズい作りにはなってると思ってる」
「え、ついにここ話作りのネタばらしまでするの…?」
「いや、そういうわけでは…ただ、アカイイドは他の小話と作り方がまるで違ってたので、いつか話そうかなーとは思ってた」
「そうなん?」
「まず人のアイデアで話を作らない。 人のアイデアで感心したことは何度もあるんですよ。 そこで自分ならこう書くなとはならないんだけど、この時は即浮かんでしまって書き出したのでそこからして違う」
「ほー」
「で、あとなんせあれ原作引用ばかりなんよ。 オリジナル部分がちょー少ない」
「えぇー」
「というか原作通りであるところがギャグになってるわけなので…。 だけど他の小話は基本的には原作だと書かれなかったところを思いついて書いてみた、ってスタンスなので、もう根本から違うのですよ」
「そうなんですか?」
「基本的にあれ読むのはファンだから、原作通りであればあるほど『なんでこのシーンがここに来るんだ』っていう笑いになるわけですよ」
「なるほど」
「あとはそこに適当なチャチャを入れると完成…」
「適当なんかいっ」
「適当だねぇ。 あれ書いてる時は自分で『くっだらなっwww』って感じで笑いながら書いてましたよ。 実質構想だけでアイデアを考えてないから、書くのも楽だったし」
「最後にリンクのネタばらしまでしてみますが」
「おい、やめとけ」
「うちのリンク欄軒並み切れまくってますが、残しているのは理由があります」
「嫌味?」
「違うよっ!! リスペクトだよっ!! 何恐ろしいこと言ってんのっっ!?」
「あ、そうなんですか。 まぁでもそれは割とよくある話じゃないんですか? ネタばらしってほどでは…」
「うん、そこはそうなんだけど、あのリンク全てリンクフリーのところなんですね」
「リンクフリー?」
「そう。 リンクしましたって報告いらないですよってところだけ。 一声くださいねってあった場所はしてない」
「うわぁ…」
「…つまりリンクして挨拶してないってことですね?」
「えっと…まぁ、そうです…はい」
「うわぁ…何このコミュ障…」
「いや、本当自分でもなんかいろいろダメだなと思ってはいます…」
「思うだけで直さないよね、社長は」
「コミュ障が自力だけでコミュ障から抜け出せるわけはないと思うんですよ。 まぁとは言え本当によくないのでほんのわずかずつでも直していく努力はします…」
(終)
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