忍者ブログ
数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
[124]  [123]  [122]  [121]  [120]  [119]  [118]  [117]  [116]  [115]  [114
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

(たまにはいつもと違う展開で・・・)



拍手





「書かなくなって久しいわけだが、その間にいくつかハマった物件というものもあるわけだよ」
「へー」
「ここで挙げたもので言えば『マリみて』であったり『セクト』であったり『ストシェ』であったり」
「ふーん」
「挙げてないもので言えば『はブ』であったり『さくらいろ』とか『GF』であったり『青い花』であったり・・・」
「ほー」
「って、おい。 少しはのってこいよ、真鍋」
「まーあたしもさ、毎度まいど同じこと言うのは嫌だから定番の流れにはいかないけどさ。 何が言いたいわけ? いろいろ見たけど書けませーん、てか?」
「・・・」
「あーはいはい、わかったわかった。 どうぞ続けて」
「そんな言われ方で続けるなんて・・・」
「うっさいなー、そんな言われ方をさせる社長が悪いんだろー」
「はい・・・すいません・・・」
「このままだといつもの流れになっちゃうから続けれ、のってやんよ、少しは」
「・・・こいつ、マジムカつく・・・」

「このハマった作品群に一切不満はないのだけど、同じように好きな人の中にもいろんな人がいるよねーと思ったわけですよ」
「当たり前だろ、バカかお前」
「ねぇ、待って。 それのってるって言うの? おかしくない?」
「スタートからのれないことほざいてるからだよっ!」
「まぁ社長の言い方に問題あるわよねー」
「オタ語りになると湧いて出るね、レイちゃんは・・・」
「ちょっと・・・どういう意味よ、それは。 真鍋、私先輩なんだけど?」
「へいへい、すいやせんねぇ、せ・ん・ぱ・い」
「・・・」
「あー待って待って。 そういう関係ないところで広げるのやめてくれない? 終わらなくなるんだけど」
「で? なんなわけ? さっさと言ったんさいよ」
「くそう・・・どうして私はこいつを出してしまうんだ・・・」

「百合系統の作品好きで、よく見られる言葉で『男はいらない』ってのがあるのだけどさ」
「女の子同士の話なんだからそういうものでしょ? 百合ロードのほとんどはそういうものよ?」
「いきなりコアな話はやめてくれないかな・・・」
「別にいようがいまいが関係なくないー?」
「そう、そこだよっ! そこなんだ、真鍋!」
「・・・急にエンジンかけるなよ」
「私の中では、『女の子が好き』なのではなく『その人が好き』であって、同性愛も異性愛も違いはないのですよ!」
「あー。 つまり社長の言いたいのは『好きになった人がたまたま女だっただけ』展開なわけね?」
「ちっげーよっっ!!! 富沢、お前はわかってないっ、わかってなさすぎるっっ!!」
「・・・ウザ・・・」
「私は恋愛ものが好きで、その延長線上に百合ものがあるわけだけど」
「延長線とか・・・どの口で言うんだ、こいつ・・・」
「シャラップ。 世界には男と女がいるのは当たり前のことであって、排除するものではないと思うわけです。 男を選ぶのでも女を選ぶのでもなく、『誰を選ぶ』ってだけなのですよ!」
「ああ、まぁ言いたいことの欠片はわかるよ。 欠片は」
「なので、そういう排除した考え方は少々いびつでいまいち乗れないんよね」
「でも社長、そうは言うけど挙げた作品の中にはそういう世界観なのもあるよね?」
「無いこともない。 でもフィクション作品についてまでとやかく言う気はないですよ」
「だからフィクションくらいは女の子だけの空間でありたいって考え方にすぎないわけでしょ? いいじゃないよ」
「ふっ」
「何よ、それ」
「社長の分際で偉そうだな」
「おい、ちょっと待て。 社長に対して言う言葉じゃないだろ、それは」
「そーゆーとこだけ拾ってないでさっさと進めれー」
「・・・。 なんていうのかなぁ・・・同性愛に対する認識の問題かなー」
「おいおい・・・そんな大きな話にしていいのか、お前? 後悔することになるぞ・・・?」
「ぐ・・・そんな気は確かにするけど、もう止まれん・・・。 私自身は同性愛嗜好はないのだけど、特別分けて考えるようなものではないと言いたいだけなんだよ」
「えーと、この世界のジャンルに対する挑戦状にもなってるのだけど、そういう意味でも大丈夫なの、これ?」
「うぐ・・・いろいろしゃれにならん気は凄いするけど、いまさら止まれない・・・。 なので『男はいらない』どころか『男も必要』と私は考えるわけですっ」
「・・・まぁ、語ってるわりには社長が書くものに男ってほぼいないよね」
「えっと、それはですね・・・」
「そんなキャラ増やして話作ろうにも作れないからいないだけだよん。 出す気はあっても出してたらいつまでたっても書き終わらないわ、話のまとまりはなくなるわーって」
「なんでお前が答えるんだよ・・・」

「で、まぁだらだら語ったわけだが、これは私およびここのスタンスであって、他の人がどうであるかは別にいいかとも思うです」
「やー待て待て。 他の人が『男はいらない』ってのを見ていびつだ、とか言っておいて、いまさらそれかよ」
「・・・えーと、自己の再認識? 私はこういう考えの人ですので男も出るかもですよーって言う?」
「うまいこと逃げやがったな・・・」
「逃げてないよ! 同性愛の解釈は人それぞれってことだよっ、たぶん!」
「最後にたぶんがついてる時点で言い訳にもなってないわね・・・。 あとジャンル的に言うと男が出る意味は無いから、マイナス宣言でしかないと思うけどね・・・」
「いいんだよっ、私がそうしたいから言ってるだけなんだからーっ!」
「あーまーいいよ。 じゃー男出ていいんでとっとと書けよな、お前」
「・・・それとこれとは別の話で」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「もーお前くんなっ!!」
「そゆこと言うなよーっ!!!」
「・・・結局いつもの流れじゃない・・・」



(終)
PR
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
メルフォ
カウンター
プロフィール
HN:
あらた
性別:
非公開
忍者ブログ [PR]