数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
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「この前なんか意味わからない場所であなた書いてたじゃない?」
「意味わからないってどういうことよ・・・」
「なんでここで書かないの? ってことに決まってるじゃない、やーねー」
「まぁ・・・その、衝動的なものだから・・・」
「あれってば、痛くない?」
「そゆこと言わないでよっ! 私だってそう思ってるんだから!」
「痛いと思ってるならやめればいいのに・・・だからエレンディアは・・・」
「はいはい、アイリーン、お説教はあとにしてー。 言いたいことあるからさー」
「言いたいこと? 何よ」
「だからなんでここで書かなかったのよ?」
「え、だって・・・ここの趣旨からダイナミックに外れてるよ、あれ? エルファス×女主と黄金畑姉弟&ナッジ&ヴァンだし」
「てかなんであんなの書いたの? 頭でも打った?」
「カルラの中の私っていったいどんななの・・・?」
「こんな」
「こんなですね」
「・・・」
「だいたいここ別に百合縛りじゃないでしょ?」
「まぁ、そうだけど・・・」
「いあさー、この前久しぶりに見直して驚いたんだけどさ。 結構ジルオールで書かれたつもりでいたけど、全然書いてないのね、エレンディアってば」
「あれ? そうだっけ?」
「たったの5本。 5本しか書いてないから!」
「あれー? そうだったっけー?」
「それってさ、あきらかにこれのせいだよね」
「これ?」
「戯言でしょ。 戯言ではわりとジルオールって書いてるから、エレンディアは・・・」
「あ、あー、そうかー!」
「そうかー、じゃないわよ。 書きなさいよー」
「うぐ・・・でも時間が・・・」
「時間が・・・、じゃないっての。 あんなとこで書いてるじゃないよー! あれはなんなのよ!」
「あれ、10分くらいで書いてるよ?」
「あのね、エレンディア。 こういう話を出すのは本当は嫌なんだけど、黄金畑姉弟の話って当初書く予定なかったよね。 本当はエステル話のはずだったよね」
「待って待ってカルラ。 ここ見てる人にはわからないネタばらしやめない?」
「というかあなたしかわからないネタばらしよ。 本当はエステル話書こうとして百合話だから、『あ、これ書いたら怒られるかもー』ってその場で黄金畑姉弟の話書いたわよね? ならエステル話ここで書きなさいよ」
「・・・だって、あれ凄い短いよ・・・?」
「アカイイトだって長短入り乱れでしょー。 書けるものはどんどん書いていきなって。 せっかくスイッチ入って書ける状態なんだから、そゆ時に書かないとまた書けなくなるよ?」
「・・・なんか今日のカルラ優しくない?」
「言われてみればなんとなく・・・」
「別にー? あたしはいつも通りよ?」
「いやいや、いつものカルラはもっと厳しかった!」
「私もそう思います」
「あら、アイリーンまでエレンディアの肩を持つの?」
「そ、そういうわけでは・・・」
「エステルちゃんの話以外にカルラちゃんの話の構想もあるからじゃないのー?」
「あっはっはっはー、ルルアンタは相変わらずだねー。 エレンディアの気持ちが少しわかったわー。 ちょっとあたしと向こうで話しましょうか、ルルアンター」
「カルラちゃん、なんで鎌持つのー・・・?」
「カ、カルラ様、落ち着いてっ」
「・・・まー、向こうでは書けない気がするし、近いうちに書くわよ・・・」
「ちゃーんと、エステルのだけじゃなくてあたしのもよろしくねー」
「えーと、そっちは微妙・・・エステルのは書くー・・・」
「なんでよっ!」
「だってあれ頭の中である程度話進んだら、わりと殺伐としてたよ? 大丈夫?」
「エレンディアががんばればいいんでしょ? がんばってー」
「がんばれないからこうなってるのに・・・」
「あまりそーゆーこと言ってると、また書く書く詐欺になるのー」
「るるあんたぁあぁぁっ!」
「嘘は言ってないのーっ」
(終)
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