ジルオールで戯言

（ちょっと油断すると間が空くな…、な話）

「おい貴様、前回から半月が経過してるぞ。　俺はこんなとこで時間を無駄にしてられないんだ、さっさと書け」
「ロサ・キネンシスは本当素敵なお姉さまよねー…」
「…」
「かんっぺきにスルーだね、セラ」
「黙れ」
「ボクに当たらないでくれるー？　エレンディアに言ってよねー」
「とは言え祥子様も捨てがたい…」
「このバカ女をなんとかしておけ。　俺は一人で行く」
「ふーん。　てことは一応戻ってくるつもりなわけなんだ？」
「…。　勝手に言ってるがいい」

「ふーんだ、感じわるー」
「ま、セラは素直じゃないからねー」
「とは言え、こう見てみるとロサ･ギガンティアが人気あるのは本当わかるわー…。　栞んのいけずー」
「正直言ってただでさえエレンディアこんなで話が進まないのに、セラまでいたらもっと進まないからよかったかもねー」
「というか、エレンディア半月前から全く変わってなくない？　ボクの知らない間に何が…。　レルラは何か知ってる？」
「んー…。　そう言えばエレンディアは少女セクトのＯＶＡはいいのかな？」
「っ！？」
「あ、反応した」
「…そりゃね、世の中欲しい物なんていくらでもあるものよ？　でもお金には限界があるものなの…」
「だったら僕がやってあげるからエンシェントに行って宝箱を…」
「はいそこ、わざとらしく現実逃避しないっ」
「…ノリが悪いなー、エレンディアー」
「ただねー…。　けちをつけるわけじゃないんだけども、某動画で少し見たけどなんか髪の色や瞳の色に違和感感じてねー。　少しどうでもよくなった感が…」
「まあ媒体が違う以上はそういうもんだよ？　エレンディア。　例えば（自主規制）のアニメなんかはもっとひどかったし」
「こらこらこらーっ、危ないこと言うのはやめなさいよーっ」
「…あの二人とも…なんかボクだけ話についていけないんだけど…」

「とりあえず第一期シリーズは見終わったんだけどさ。　楽しいわー、本当」
「ねえ、エレンディア。　それならそれで戯言を書けばよかったじゃないか。　なんでまた僕らなんだい？」
「…まだそこまでの段階に至ってないからに決まってるじゃないの…」
「そこまで、って？」
「最近話作りからしてしてないよね、エレンディアは」
「うぐっ…」
「ええー！？　そうなのっ？」
「そんなエレンディアはキレイじゃないなー」
「書きたいものは山程あるんだけどね…。　もう少し涼しくなって時間ができれば…」
「前は時間ないなりに書いてたんじゃないっけ？」
「黙れ、クリスピー」
「あ、エレンディアそういうこと言うなんてひどいなー」
「えっと、二人ともボク無視しないでよーっ」

「まあしばらくＤＶＤばかり見てそうなんで、忘れた頃においでくださいませ…」
「一段とまたひどい台詞だね、それは…」
「だんだんエレンディア投げやりになってきてるって感じだよね…」
「そもそも今年の小話はまだ一本だし…」
「ブリガンダイン書いたじゃない」
「あれは…」
「だいたいこの期に及んでまだアカイイトで書くとも思わないよね…」
「そんなこと言ったらうちで扱ってるものだとレッスルエンジェルス以外は全部古いネタだってのーっ」
「ま、それもそうだねー」
「エレンディア、みんなエレンディアを待ってるんだから戻ってきてよね？　セラだってたぶん心配してたよ？」
「へー。　あのセラがねー」
「…いちおう今回いたんだけどね…」
「全く気づいてないんだね、エレンディア…」



（終）

　なんか微妙にキャラが間違ってる気がする…