数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「ふー…」
「おや? おねーさん、この前逃げ出したのでは? 話す方に出会えたのですか?」
「…ううん」
「えっと、なのにお帰りになったのですか?」
「気づいたんだよ、私」
「何にですか?」
「ここ数日メル友とか探しに行ってみたんだけど、よくよく考えてみたら私メールの返信友達にも遅いのに、メル友作っても続くわけないよね、って」
「そう…。 はとちゃんいっつもひどいんだよ…」
「そこまで言われるほどひどくないよー」
「いーやっ。 はとちゃんはわかってないっ、わかってないよっ! 私がどれだけ愛のメールを送ってもはとちゃんからは愛の足りないメールが日付変更線を越えてからじゃないと届かないのよっ?」
「だって陽子ちゃん寝るのはやいじゃない…。 着信音とかで迷惑かけちゃいけないなー、って思って…」
「でも実際は深夜とかに返信してますよねー」
「葛ちゃん。 なんかネタとリアルが混同してわかりづらいと思うんだけど」
「いつものことですねー」
「それにあまりいないんだよね。 話が合いそうな人ってなかなか」
「そりゃそうさね。 だいたい募集の紹介欄的なところには誰にでも通じるようなメジャー作品になるんだからさ」
「それはここで扱ってる元ネタはメジャーではないってこと?」
「メジャーだと思ってるのかい? 桂」
「…」
「ほぅれ、思っていないじゃないさ」
「そ、そんなことっ。 ア、アカイイトはその方面ではメジャーだよっ」
「そもそもその方面自体がマイナーですからねー…」
「ううう…」
「そもそもおねーさんはその方面が好きな割にはその方面のメジャーは押さえてませんからねー」
「そうなのかい? あきれたもんだね」
「本あまり読まないから…」
「情けない自慢だね、最近の子は活字離れがひどいって聞いたけどまさにその通りなわけかい」
「サクヤさん、実際には(検閲)では…」
「葛ちゃん、余計なことは言わないで」
「はぅっ、も、申し訳ありませんーーーっ」
「読むのがいやなら見るでもいいじゃないさ。 確かアニメ化もしたんだろ?」
「アニメもあまり見ない…」
「…」
「…だってアニメが元ネタの話書いてるじゃないさ」
「あれは(検閲)なので」
「葛ちゃんっ!」
「た、たいへん申し訳ありませんーーーーーっ」
「で? じゃあ諦めた、ってことかい?」
「いつかいい友達に出会えたりしたらいいな、ってことで…」
「はとちゃんっ。 はとちゃんには私がいるじゃないっ!」
「まあそれまでは我慢してがんばってみるよ…」
「無視するなーーーーっ。 はとちゃん、あんたは鬼かーーーーっ」
「前回もそのネタでしたねー」
「全く桂にも世話が焼けるね」
「私がおねーさんのお世話はしますからサクヤさんは気にしなくてもよいですよー?」
「ほぉう…言うね、このお子様は」
「ええ。 まだ幼いゆえに口はしっかりしてませんといけませんのでー」
「そんなお子様に何ができるって?」
「生憎と必要以上な権力も持ち合わせているのでご心配なくー」
「少しは静かに落ち込ませてよー、みんなーっ」
(終)
「おや? おねーさん、この前逃げ出したのでは? 話す方に出会えたのですか?」
「…ううん」
「えっと、なのにお帰りになったのですか?」
「気づいたんだよ、私」
「何にですか?」
「ここ数日メル友とか探しに行ってみたんだけど、よくよく考えてみたら私メールの返信友達にも遅いのに、メル友作っても続くわけないよね、って」
「そう…。 はとちゃんいっつもひどいんだよ…」
「そこまで言われるほどひどくないよー」
「いーやっ。 はとちゃんはわかってないっ、わかってないよっ! 私がどれだけ愛のメールを送ってもはとちゃんからは愛の足りないメールが日付変更線を越えてからじゃないと届かないのよっ?」
「だって陽子ちゃん寝るのはやいじゃない…。 着信音とかで迷惑かけちゃいけないなー、って思って…」
「でも実際は深夜とかに返信してますよねー」
「葛ちゃん。 なんかネタとリアルが混同してわかりづらいと思うんだけど」
「いつものことですねー」
「それにあまりいないんだよね。 話が合いそうな人ってなかなか」
「そりゃそうさね。 だいたい募集の紹介欄的なところには誰にでも通じるようなメジャー作品になるんだからさ」
「それはここで扱ってる元ネタはメジャーではないってこと?」
「メジャーだと思ってるのかい? 桂」
「…」
「ほぅれ、思っていないじゃないさ」
「そ、そんなことっ。 ア、アカイイトはその方面ではメジャーだよっ」
「そもそもその方面自体がマイナーですからねー…」
「ううう…」
「そもそもおねーさんはその方面が好きな割にはその方面のメジャーは押さえてませんからねー」
「そうなのかい? あきれたもんだね」
「本あまり読まないから…」
「情けない自慢だね、最近の子は活字離れがひどいって聞いたけどまさにその通りなわけかい」
「サクヤさん、実際には(検閲)では…」
「葛ちゃん、余計なことは言わないで」
「はぅっ、も、申し訳ありませんーーーっ」
「読むのがいやなら見るでもいいじゃないさ。 確かアニメ化もしたんだろ?」
「アニメもあまり見ない…」
「…」
「…だってアニメが元ネタの話書いてるじゃないさ」
「あれは(検閲)なので」
「葛ちゃんっ!」
「た、たいへん申し訳ありませんーーーーーっ」
「で? じゃあ諦めた、ってことかい?」
「いつかいい友達に出会えたりしたらいいな、ってことで…」
「はとちゃんっ。 はとちゃんには私がいるじゃないっ!」
「まあそれまでは我慢してがんばってみるよ…」
「無視するなーーーーっ。 はとちゃん、あんたは鬼かーーーーっ」
「前回もそのネタでしたねー」
「全く桂にも世話が焼けるね」
「私がおねーさんのお世話はしますからサクヤさんは気にしなくてもよいですよー?」
「ほぉう…言うね、このお子様は」
「ええ。 まだ幼いゆえに口はしっかりしてませんといけませんのでー」
「そんなお子様に何ができるって?」
「生憎と必要以上な権力も持ち合わせているのでご心配なくー」
「少しは静かに落ち込ませてよー、みんなーっ」
(終)
PR