数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
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「おーい、エレンディアー? おーい」
「……」
「カルラちゃん、エレンディアさっきからずっとこうなのー」
「……」
「なんか別世界にいっちゃってるよね…」
「時たまごろごろ悶えてるのー」
「……」
「それだけ聞くとおかしな人だねー」
「…はっ!? いつの間に私の後ろにっ!」
「救いようのないボケね…つっこむ気にもならないわ、本当」
「…でー? 何? ハマったの?」
「前に1話を見た時はまるで興味湧かなかったんだけど…ちょっと映画のついでにレンタルで2巻を借りて見たら…」
「見たら?」
「なんだろ、連弾のシーンでなんか自分でスイッチが入ったのを感じたんだよね」
「エレンディアは時たまおかしなこと言うのー」
「いやー、ルルアンタいつもだと思うよ? あたしは」
「3話の終わりの『はい』とかもうっ! こう鳥肌が立つような感覚というかっ!」
「あー、はいはい。 確かにスイッチ入ってるね、うん」
「気づいたら7巻まで手元にそろっていた、と」
「はあぁぁぁ!?」
「ちょっとあなたっ! 勝手にパーティのお金をそんなことに使ったわけっ!? そんなことに使うならわたくしをもっと快適な場所につれていきなさいよっ!」
「でもエレンディア原作は買ってないのー」
「だって本読むのめんどいしー…」
「うわ。 もうなんかいろいろ言いたいことがあるけど呆れて言うことがないというか…」
「それにいまだにちゃんと役職言えてないのー」
「そ、そんなことないわよっ。 い、言えるわよっ」
「じゃあ言ってみなよ」
「え、えーと…ロサ・ギガントスにロサ・フェティ?」
「わたくしはそんな名前じゃないわよっ!」
「だいたいギガントスって…」
「あとはロサ・キネンシス・アルノートゥン?」
「…ここまで来るとわざとらしいね、うん」
「楽しいよー♪ みんなも見たらー?」
「…えーと、誰かかわりにつっこんであげて…あたしは疲れた…」
「やっぱりロサ・ギガンティアは人気あるのわかるなー。 くーっ、次の話がロサ・ギガンティアらしいのよーっ!」
「…でもカルラちゃん、エレンディア聞いてないと思うの」
「そうね…」
「でもやっぱりまず赤薔薇あってのものよねっ。 はぁ…なんかもう本当楽しいー♪」
「いい? エレンディアあなた…」
「彼氏持ちは黙ってて」
「なんで私にだけ話し終わる前から反応するのっ」
「でもお金に余裕ないんだよなー…。 はぁ…。 世の中って難しいな…」
「傍目にはすっごいくだらないことで悩んでるだけにしか見えないけどね…」
「それにパーティのお金を勝手に使うのはよくないと思うのー」
「今、こうそそられるのはロサ・キネンシスと祥子様なんだけど、どうも完璧な人って動かすのが難しいんだよね…」
「全然話を聞いてないのー」
「まあいつものことだし…。 んー、ザギヴみたいなもんじゃないのー?」
「カルラっ、あなた仮にも同僚でしょ? 彼女の何もわかってなーいっ。 ザギヴはね、確かに能力面では似てるかもしれないけども常に崖っぷちな雰囲気を持ってるのっ。 そうね、例えるなら祥子様タイプね」
「じゃああたしは?」
「んー…ロサ・ギガンティア?」
「残念。 あたしはあたし。 他の誰でもないわよ」
「…」
「カルラちゃんの勝ちなのー」
「確かにすごい負けた気がする…」
「はっ、こらまた俺らの出番は遠のいたかもしれねえなー…」
「…エレンディアはさ…コーンス嫌いなんだよね…そうなんだよね…」
「おいおい、そんなことないって前に言ってなかったか? 気にしすぎはよくないぜ?」
「ま、でも確かにいっつもあっさり外されるよねー、ナッジは」
「レルラだっていっつもいないじゃないさっ」
「ま、エレンディアテラネ来ないからねー」
「テラネには行ってらんね…ぷぷっ」
「…いいからヴァンは寝てなよ……」
(終)
楽しすぎる…。 出遅れたことがよかったようなよくないようなっ!
「……」
「カルラちゃん、エレンディアさっきからずっとこうなのー」
「……」
「なんか別世界にいっちゃってるよね…」
「時たまごろごろ悶えてるのー」
「……」
「それだけ聞くとおかしな人だねー」
「…はっ!? いつの間に私の後ろにっ!」
「救いようのないボケね…つっこむ気にもならないわ、本当」
「…でー? 何? ハマったの?」
「前に1話を見た時はまるで興味湧かなかったんだけど…ちょっと映画のついでにレンタルで2巻を借りて見たら…」
「見たら?」
「なんだろ、連弾のシーンでなんか自分でスイッチが入ったのを感じたんだよね」
「エレンディアは時たまおかしなこと言うのー」
「いやー、ルルアンタいつもだと思うよ? あたしは」
「3話の終わりの『はい』とかもうっ! こう鳥肌が立つような感覚というかっ!」
「あー、はいはい。 確かにスイッチ入ってるね、うん」
「気づいたら7巻まで手元にそろっていた、と」
「はあぁぁぁ!?」
「ちょっとあなたっ! 勝手にパーティのお金をそんなことに使ったわけっ!? そんなことに使うならわたくしをもっと快適な場所につれていきなさいよっ!」
「でもエレンディア原作は買ってないのー」
「だって本読むのめんどいしー…」
「うわ。 もうなんかいろいろ言いたいことがあるけど呆れて言うことがないというか…」
「それにいまだにちゃんと役職言えてないのー」
「そ、そんなことないわよっ。 い、言えるわよっ」
「じゃあ言ってみなよ」
「え、えーと…ロサ・ギガントスにロサ・フェティ?」
「わたくしはそんな名前じゃないわよっ!」
「だいたいギガントスって…」
「あとはロサ・キネンシス・アルノートゥン?」
「…ここまで来るとわざとらしいね、うん」
「楽しいよー♪ みんなも見たらー?」
「…えーと、誰かかわりにつっこんであげて…あたしは疲れた…」
「やっぱりロサ・ギガンティアは人気あるのわかるなー。 くーっ、次の話がロサ・ギガンティアらしいのよーっ!」
「…でもカルラちゃん、エレンディア聞いてないと思うの」
「そうね…」
「でもやっぱりまず赤薔薇あってのものよねっ。 はぁ…なんかもう本当楽しいー♪」
「いい? エレンディアあなた…」
「彼氏持ちは黙ってて」
「なんで私にだけ話し終わる前から反応するのっ」
「でもお金に余裕ないんだよなー…。 はぁ…。 世の中って難しいな…」
「傍目にはすっごいくだらないことで悩んでるだけにしか見えないけどね…」
「それにパーティのお金を勝手に使うのはよくないと思うのー」
「今、こうそそられるのはロサ・キネンシスと祥子様なんだけど、どうも完璧な人って動かすのが難しいんだよね…」
「全然話を聞いてないのー」
「まあいつものことだし…。 んー、ザギヴみたいなもんじゃないのー?」
「カルラっ、あなた仮にも同僚でしょ? 彼女の何もわかってなーいっ。 ザギヴはね、確かに能力面では似てるかもしれないけども常に崖っぷちな雰囲気を持ってるのっ。 そうね、例えるなら祥子様タイプね」
「じゃああたしは?」
「んー…ロサ・ギガンティア?」
「残念。 あたしはあたし。 他の誰でもないわよ」
「…」
「カルラちゃんの勝ちなのー」
「確かにすごい負けた気がする…」
「はっ、こらまた俺らの出番は遠のいたかもしれねえなー…」
「…エレンディアはさ…コーンス嫌いなんだよね…そうなんだよね…」
「おいおい、そんなことないって前に言ってなかったか? 気にしすぎはよくないぜ?」
「ま、でも確かにいっつもあっさり外されるよねー、ナッジは」
「レルラだっていっつもいないじゃないさっ」
「ま、エレンディアテラネ来ないからねー」
「テラネには行ってらんね…ぷぷっ」
「…いいからヴァンは寝てなよ……」
(終)
楽しすぎる…。 出遅れたことがよかったようなよくないようなっ!
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