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数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
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(徒然、な話)

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「おや桂。 パソコンの画面にかじりついてどうしたって言うんだい?」
「別にかじりついてなんかいないよ…、サクヤさん」
「そんなこと言ったって桂がパソコンなんか見てる時点でおかしな光景さね。 こりゃ帰りはどしゃぶりかねぇ」
「この前メルフォもらった久遠長文さんのSSを読んでたんだけどー…」
「けど?」
「こういう長い話ってどうやって書くものなのかな…」
「がんばって、じゃないんかね」
「おねーさんはすぐ短く話をまとめようとしたがりますからねー」
「葛、あんたいったいどこから…。 ああ、まあいいさ。 どうせまともな返事はかえってきやしないんだ」
「いきなり随分とご挨拶ですねー、サクヤさん」
「あんたは挨拶もなしに来たけどねぇ」
「それで読んでて途中で気づいたんだけど」
「…」
「…」
「あれ? 二人ともどうかした?」
「桂もずいぶん薄情になったもんだね…」
「おねーさんも知らない間にスキルアップしてたんですねー」
「二人とも何言ってるのーっ!?」

(閑話休題)

「SSまとめサイトってあるんだよ」
「ああ、あるね」
「私普段某掲示板って見ないんだけど」
「へえ~、そいつは珍しいね。 みんな見てるだろうに」
「おねーさん、情報はどんな形であれ手に入れた方がいいですよぅ。 情報弱者はいつでも後手に廻るんですよぅ」
「あまり好きじゃないんだもん…。 そ、そんなことはさておき、だけど理由は忘れたけど見に行ってSSを挙げたことあるんだよね。 それを思い出したよ」
「へー、どの話だい?」
「ここにはないよ?」
「そんなとこに出すならこっちの更新で使えばよかったのでは…」
「うーん、ちゃんと確認してないから自信ないけど当時書くのに苦労してなかったような…? 他の作品で書いてたかもだし」
「で、どの話だい?」
「んー…。 あれはもう私の手を離れたから言いたくないかな」
「離れた、とは?」
「匿名のところで挙げてここに置いてないってことでもわかるかもだけど、私の書いた物であっても私の作品ではないかな、と」
「まあでも読んでみたらすぐわかりますね、これ」
「ええっ!? なんでっ!?」
「だって他に誰もこの作品とアカイイトを絡めようなんて人はいないと思うんですよね…」
「う…そう言われるとそうかも…」
「これだけかい?」
「後は落語を1本…。 見直して思ったんだけど案外落語ネタって少ないんだね。 もっと多いかと思ってたんだけど」
「おねーさんは本当落語好きですねー」
「年頃の娘の趣味にしちゃあ渋いねえ」
「べ、別にいいでしょっ!」

「考えてみたら戯言ですら久しぶりだねえ…」
「だね…」
「逸る気持ちではいいものは作れないだろうから、焦らないことも大事ですよぅ」
「う、うんっ。 そうだよねっ」
「ま、てきとーにがんばんな」
「なんかサクヤさん冷たい…」
「そうは言っても放置がひどいからねぇ…」
「ぜ、善処します…」
「いつもの台詞が出たところでこれにてー」
「いつものって言わないでよーっ」



(終)
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