数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
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「お盆も近いですね…」
「あん? 先月盆は過ぎてるじゃないさね」
「ああ、なるほど。 桂さんは7月に盆を祭ったのですか」
「ああ、そうだよ」
「ではなぜ未だお帰りに…」
「…」
「まあこう暑いとなかなか創作活動もできないわけでして」
「そんなのはただの言い訳だろう。 8月って言ったら創作活動してる人間が集まることがあるじゃないさね」
「そうなのですか?」
「サクヤさんがなんでそんなことを知ってるのかはさておき、まあ暑いというのは確かに言い訳になってませんね」
「そうだろうさ。 桂はいったいどうしちまったんだい?」
「まあそれについてはこれまで話したこととなんら変わりはないのではないでしょうか」
「はあ…情けないねぇ…。 自分で続けると言っておいてこのざまかい」
「い、いやでもしかし、特に期待されてる方もいないのでは?」
「烏月…。 あんた恐ろしいことを簡単に言うねえ…」
「実際どうなのかはさておき、先ほど気づいたのですがカウンターが1500を回っているのですようー」
「へえ、案外人が来てるんだねえ」
「確かに驚くべき数字ですね」
「ですねー。 てんで更新してないのに来てくださっているとは」
「…」
「…」
「予定では新たに新団体を立ち上げそっち中心で書きつつ、それ関係の戯言を始めるはずだったのですけども」
「すればいいじゃないさ」
「…」
「ああ、例のMMOですか」
「まあいつの間にやらそちらで上級者の末席あたりに入ってるらしいですからねー」
「…」
「…」
「楽しんでいるのか、と問われるとあまり楽しくないことばかりなようですが」
「…なんでそんなのやってるんだい?」
「惰性でしょうか?」
「そんなものかもしれませんねー。 最近ではブックマークの巡回も滞ってる有様で…」
「あそこにも足を運んでないのかい?」
「ええ…」
「そりゃいけないねえ…」
「あそことは?」
「個人のサイトなので控えてください、烏月さん」
「まあ桂は昔からハマると何かきっかけがない限りはずーっとだからねえ」
「まあそのようで」
「まだしばらくは今の状態ということなのでしょうか?」
「そうかもしれないね」
「違うかもしれませんし」
「つまりは開店休業ということなのでしょうか?」
「…」
「…烏月さん、時に真実はあまりにも残酷です。 もう少し遠慮して発言してください……」
「それで、桂。 あなたいつまでこうしてるつもりなの?」
「…たまには旅もいいもんだよ、ノゾミちゃん?」
「たまにはいいかもしれないけれど、こんなにするものではないのではなくて?」
「はい…努力してみます…」
(終)
「あん? 先月盆は過ぎてるじゃないさね」
「ああ、なるほど。 桂さんは7月に盆を祭ったのですか」
「ああ、そうだよ」
「ではなぜ未だお帰りに…」
「…」
「まあこう暑いとなかなか創作活動もできないわけでして」
「そんなのはただの言い訳だろう。 8月って言ったら創作活動してる人間が集まることがあるじゃないさね」
「そうなのですか?」
「サクヤさんがなんでそんなことを知ってるのかはさておき、まあ暑いというのは確かに言い訳になってませんね」
「そうだろうさ。 桂はいったいどうしちまったんだい?」
「まあそれについてはこれまで話したこととなんら変わりはないのではないでしょうか」
「はあ…情けないねぇ…。 自分で続けると言っておいてこのざまかい」
「い、いやでもしかし、特に期待されてる方もいないのでは?」
「烏月…。 あんた恐ろしいことを簡単に言うねえ…」
「実際どうなのかはさておき、先ほど気づいたのですがカウンターが1500を回っているのですようー」
「へえ、案外人が来てるんだねえ」
「確かに驚くべき数字ですね」
「ですねー。 てんで更新してないのに来てくださっているとは」
「…」
「…」
「予定では新たに新団体を立ち上げそっち中心で書きつつ、それ関係の戯言を始めるはずだったのですけども」
「すればいいじゃないさ」
「…」
「ああ、例のMMOですか」
「まあいつの間にやらそちらで上級者の末席あたりに入ってるらしいですからねー」
「…」
「…」
「楽しんでいるのか、と問われるとあまり楽しくないことばかりなようですが」
「…なんでそんなのやってるんだい?」
「惰性でしょうか?」
「そんなものかもしれませんねー。 最近ではブックマークの巡回も滞ってる有様で…」
「あそこにも足を運んでないのかい?」
「ええ…」
「そりゃいけないねえ…」
「あそことは?」
「個人のサイトなので控えてください、烏月さん」
「まあ桂は昔からハマると何かきっかけがない限りはずーっとだからねえ」
「まあそのようで」
「まだしばらくは今の状態ということなのでしょうか?」
「そうかもしれないね」
「違うかもしれませんし」
「つまりは開店休業ということなのでしょうか?」
「…」
「…烏月さん、時に真実はあまりにも残酷です。 もう少し遠慮して発言してください……」
「それで、桂。 あなたいつまでこうしてるつもりなの?」
「…たまには旅もいいもんだよ、ノゾミちゃん?」
「たまにはいいかもしれないけれど、こんなにするものではないのではなくて?」
「はい…努力してみます…」
(終)
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