数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
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「千歌音ちゃん、どうしようっ。 アオイシロは買ってコンプリートしたけど話覚えてないよっ」
「…」
「来栖川、そういうことならまた最初からやればいいんじゃないか?」
「あ、そ、そうか。 ありがとう、大神くん、じゃあ私やってくるね」
「あ…」
「それなら姫子、うちで一緒にやらないかしら? 私も見てみたいし」
「あ、うん。 じゃあ千歌音ちゃん一緒にやろうっ」
「あ……」
「それにしても姫子。 アオイシロはコンプリートしたのよね?」
「えっと…本当のこと言うと鬼切りの鬼はクリアしてない…」
「まあ姫子には難しいかもね…」
「ううぅ…」
「1面もクリアできないの?」
「ううん、1面はクリアできたんだけど…2面が…。 まだ一度も3面に行ったことがないの…」
「んー…。 それならネタバレを使えばいいんじゃないの? 使ってないんでしょ?」
「うん。 でも残しておけばまたやるきっかけになるかな、って思って残してたんだよね」
「なんだかあまりやりたくないみたいな言い方ね」
「そんなことないよ? まあアカイイトほどはのめりこんでないんだけどー…って、あれ?」
「どうかした?」
「なんで千歌音ちゃんネタバレって知ってるの?」
「…」
「千歌音ちゃんもアオイシロやったのかな?」
「あ、え、ええ。 そ、そうなのよ…そう言えば姫子はアカイイトもコンプリートしたの?」
「あ、うんっ。 がんばったんだー」
「凄いわね。 エンディングたくさんあったんでしょ?」
「うん。 あ、でもでも、ルート達成はできなかったんだよねー。 あれはもっとたいへんだったからー」
「ふふふ、相当おもしろいゲームだったのね」
「うん、すごいおもしろかったよ。 えと、それで千歌音ちゃん」
「ああ、もううちに着くわね。 続きは着替えてからにしましょう?」
「うんっ」
「アオイシロ最初にトゥルーエンドに行ったのミギーさんなんだけどー」
「ええ」
「びっくりしたなー」
「そうなの?」
「だってミギーさん人だから吸血ないよなー、って思ってたら吸血どころかキスするんだもんっ」
「…キス」
「正座してしびれてるところを、だなんて、私もなぜだか正座してたから凄いびっくりだったんだよー」
「…」
「アオイシロでも書きたいんだけど…」
「書かないの?」
「んー…書かないというよりは書けない、なんだよね…」
「どうして?」
「コハクさんしか見てないから…」
「コハクさん?」
「すっっっごい素敵なんだよー。 椿の精ってオサさんが言うのもわかるよー」
「…つまりコハクさんしかアオイシロの印象が残ってないわけね…」
「…すいません」
「ああっ、また死んじゃった…」
「さっきの選択肢が違ってたのかしら」
「うーん…千歌音ちゃんの言う通りにしてみようかな」
「あ、進んだ。 んーと、これで…」
「溺れちゃったわよ?」
「うん。 いいんだよ、これで」
「あ…」
「ね?」
「うん…」
「あ……えと、じ、人口呼吸って難しいんだよね?」
「…え、ええ。 そ、そうね…」
「…」
「…」
「…」
「姫子…」
「な、何? 千歌音ちゃん」
「…」
「え、えと?」
「お茶をお持ちいたしましたっ」
「きゃっ」
「…ありがとう、乙羽さん」
「それでは失礼いたします」
「ふぅ…」
「どうかした? 千歌音ちゃん」
「ふふ、続きはまた今度ね」
「うん、そうだね。 お茶にしようか」
「いや、そうでは…」
「?」
「…なんでもないわ」
(終)
オチが思いつかないよっ。 どうしたらいいのかなっ、千歌音ちゃんっ(涙)
「…」
「来栖川、そういうことならまた最初からやればいいんじゃないか?」
「あ、そ、そうか。 ありがとう、大神くん、じゃあ私やってくるね」
「あ…」
「それなら姫子、うちで一緒にやらないかしら? 私も見てみたいし」
「あ、うん。 じゃあ千歌音ちゃん一緒にやろうっ」
「あ……」
「それにしても姫子。 アオイシロはコンプリートしたのよね?」
「えっと…本当のこと言うと鬼切りの鬼はクリアしてない…」
「まあ姫子には難しいかもね…」
「ううぅ…」
「1面もクリアできないの?」
「ううん、1面はクリアできたんだけど…2面が…。 まだ一度も3面に行ったことがないの…」
「んー…。 それならネタバレを使えばいいんじゃないの? 使ってないんでしょ?」
「うん。 でも残しておけばまたやるきっかけになるかな、って思って残してたんだよね」
「なんだかあまりやりたくないみたいな言い方ね」
「そんなことないよ? まあアカイイトほどはのめりこんでないんだけどー…って、あれ?」
「どうかした?」
「なんで千歌音ちゃんネタバレって知ってるの?」
「…」
「千歌音ちゃんもアオイシロやったのかな?」
「あ、え、ええ。 そ、そうなのよ…そう言えば姫子はアカイイトもコンプリートしたの?」
「あ、うんっ。 がんばったんだー」
「凄いわね。 エンディングたくさんあったんでしょ?」
「うん。 あ、でもでも、ルート達成はできなかったんだよねー。 あれはもっとたいへんだったからー」
「ふふふ、相当おもしろいゲームだったのね」
「うん、すごいおもしろかったよ。 えと、それで千歌音ちゃん」
「ああ、もううちに着くわね。 続きは着替えてからにしましょう?」
「うんっ」
「アオイシロ最初にトゥルーエンドに行ったのミギーさんなんだけどー」
「ええ」
「びっくりしたなー」
「そうなの?」
「だってミギーさん人だから吸血ないよなー、って思ってたら吸血どころかキスするんだもんっ」
「…キス」
「正座してしびれてるところを、だなんて、私もなぜだか正座してたから凄いびっくりだったんだよー」
「…」
「アオイシロでも書きたいんだけど…」
「書かないの?」
「んー…書かないというよりは書けない、なんだよね…」
「どうして?」
「コハクさんしか見てないから…」
「コハクさん?」
「すっっっごい素敵なんだよー。 椿の精ってオサさんが言うのもわかるよー」
「…つまりコハクさんしかアオイシロの印象が残ってないわけね…」
「…すいません」
「ああっ、また死んじゃった…」
「さっきの選択肢が違ってたのかしら」
「うーん…千歌音ちゃんの言う通りにしてみようかな」
「あ、進んだ。 んーと、これで…」
「溺れちゃったわよ?」
「うん。 いいんだよ、これで」
「あ…」
「ね?」
「うん…」
「あ……えと、じ、人口呼吸って難しいんだよね?」
「…え、ええ。 そ、そうね…」
「…」
「…」
「…」
「姫子…」
「な、何? 千歌音ちゃん」
「…」
「え、えと?」
「お茶をお持ちいたしましたっ」
「きゃっ」
「…ありがとう、乙羽さん」
「それでは失礼いたします」
「ふぅ…」
「どうかした? 千歌音ちゃん」
「ふふ、続きはまた今度ね」
「うん、そうだね。 お茶にしようか」
「いや、そうでは…」
「?」
「…なんでもないわ」
(終)
オチが思いつかないよっ。 どうしたらいいのかなっ、千歌音ちゃんっ(涙)
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