数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
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「………さんっ」
「…」
「…おねーさんっ」
「…」
「桂おねーさんっ!」
「わっ、つ、葛ちゃんっ。 突然大きな声で呼ばないでよ。 凄いびっくりしたんだよ?」
「さっきから何度も呼びましたよ?」
「あれ?」
「先日アイデアが出ないとか言いながらもPCに向かってるからお邪魔しないようにと思っていたのですが…」
「うん」
「…おねーさんゲームしてるだけじゃないですか」
「そ、そんなことないよ?」
「いろいろお忙しいとは思いますけど、ちゃんと続けるんですよね?」
「うん、そうだよ」
「でもゲームばかりしてるじゃないですか。 書かないとダメですようー」
「うん、わかってるんだけど、アイデアがなかなか…。 それで気晴らしに少しやってるだけだよ」
「あら、いつも熱心にやっているのではなくて?」
「そうなんですか?」
「ええ、考えてる様子なんてなくってよ」
「ノ、ノゾミちゃんっ。 しーっ」
「…おねーさん」
「話すお友達ができたとか言って、私とも満足に話していないわ」
「え、えっと、それは…」
「観月の娘や鬼切りの娘が来た時も同じだったわね」
「ノゾミちゃん。 しーっ、しーっ」
「おねーさんっ」
「うう、ごめんなさい…」
「全く困ったものですねー」
「で、でもっ。 なんかもうすぐ終わるってうわさもあるから、それまでだよ」
「もうすぐっていつ頃なんですか?」
「来年って言ってたわね」
「ノゾミちゃんっ。 しーっ」
「おねーさんっ!」
「ううう、ごめんなさい…」
「仕方ないですねー。 とりあえずサバイバーの残りでも出したらいかがですか?」
「えっと、それが…」
「どうかしましたか?」
「どれがどの団体の話かわからないそうよ。 タイトルも覚えていないみたいね」
「…」
「…どういう管理をしてるんですか、おねーさんは?」
「でも一応かなり遅いペースだけど一本書いてるから…月末には書ける、かな?」
「無理じゃないの? 一日一行程度じゃないの」
「それに月末まで更新なしなんですか?」
「…。 えっと戯言だけでもがんばりたいと思います…」
「もうそんなこといいわ。 私がいるのだからちゃんと私と話しなさいな」
「そうですねー。 鬼と話すのはともかくとして、もっとわたしと外に出るようにしましょう、おねーさん」
「あら、幾ばくも生きてない小娘の分際で私をないがしろにするつもり?」
「これでも鬼切りの頭を務めていますので、鬼との交流は歓迎しかねますねー」
「なんですってっ」
「わたしも個人的にノゾミさんには遺恨があるんですよねー」
「なんでいつもみんな喧嘩するのかな?」
「仕様ですー」
「…」
(終)
「…」
「…おねーさんっ」
「…」
「桂おねーさんっ!」
「わっ、つ、葛ちゃんっ。 突然大きな声で呼ばないでよ。 凄いびっくりしたんだよ?」
「さっきから何度も呼びましたよ?」
「あれ?」
「先日アイデアが出ないとか言いながらもPCに向かってるからお邪魔しないようにと思っていたのですが…」
「うん」
「…おねーさんゲームしてるだけじゃないですか」
「そ、そんなことないよ?」
「いろいろお忙しいとは思いますけど、ちゃんと続けるんですよね?」
「うん、そうだよ」
「でもゲームばかりしてるじゃないですか。 書かないとダメですようー」
「うん、わかってるんだけど、アイデアがなかなか…。 それで気晴らしに少しやってるだけだよ」
「あら、いつも熱心にやっているのではなくて?」
「そうなんですか?」
「ええ、考えてる様子なんてなくってよ」
「ノ、ノゾミちゃんっ。 しーっ」
「…おねーさん」
「話すお友達ができたとか言って、私とも満足に話していないわ」
「え、えっと、それは…」
「観月の娘や鬼切りの娘が来た時も同じだったわね」
「ノゾミちゃん。 しーっ、しーっ」
「おねーさんっ」
「うう、ごめんなさい…」
「全く困ったものですねー」
「で、でもっ。 なんかもうすぐ終わるってうわさもあるから、それまでだよ」
「もうすぐっていつ頃なんですか?」
「来年って言ってたわね」
「ノゾミちゃんっ。 しーっ」
「おねーさんっ!」
「ううう、ごめんなさい…」
「仕方ないですねー。 とりあえずサバイバーの残りでも出したらいかがですか?」
「えっと、それが…」
「どうかしましたか?」
「どれがどの団体の話かわからないそうよ。 タイトルも覚えていないみたいね」
「…」
「…どういう管理をしてるんですか、おねーさんは?」
「でも一応かなり遅いペースだけど一本書いてるから…月末には書ける、かな?」
「無理じゃないの? 一日一行程度じゃないの」
「それに月末まで更新なしなんですか?」
「…。 えっと戯言だけでもがんばりたいと思います…」
「もうそんなこといいわ。 私がいるのだからちゃんと私と話しなさいな」
「そうですねー。 鬼と話すのはともかくとして、もっとわたしと外に出るようにしましょう、おねーさん」
「あら、幾ばくも生きてない小娘の分際で私をないがしろにするつもり?」
「これでも鬼切りの頭を務めていますので、鬼との交流は歓迎しかねますねー」
「なんですってっ」
「わたしも個人的にノゾミさんには遺恨があるんですよねー」
「なんでいつもみんな喧嘩するのかな?」
「仕様ですー」
「…」
(終)
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