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数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
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 (疲れてるとどうしてもネガティブになりますよね。 それとも性格の問題なんでしょうか、な話)

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「あの手裏剣くるくるなんだけど」
「アクセス解析ですね」
「前に見方がわからない、って話したでしょ?」
「わかったのかい?」
「いろいろ調べて、やっぱりいまいちわからなかったんだけど」
「やれやれですねー」
「なんだかねえ…」
「でもっ。 少しだけわかったんだよ」
「何がですか?」
「検索フレーズって言うの見ればいいんだよ」
「なんでですか?」
「日本語で表示されるから」
「…」
「…」
「…なんか二人ともわたしを凄いバカにした目で見てない?」
「見てますねー」
「見てるね」
「どうしてーっ?」

「それで何かわかりましたか?」
「だいたいアカイイト関連かジルオール関連で人が来てるみたいなんだ」
「だろうね。 一応メインなんだろうし、当然じゃないか」
「それで思ったんだけど、アカイイトは大好きなサイトさんにリンクしてもらって人が来てるんだと思うんだけど…」
「桂おねーさん、リンクと検索は違いますようー」
「あれ? そうなの?」
「あーあー。 そこから説明したら無駄に長くなるからそこは流しておきな、葛」
「…まあ、確かにそうですね。 それで? 桂おねーさん、何ですか?」
「え? あ、えっと、ジルオール関連で来た人ってがっかりしたんだろうなー、って思って。 少数派なネタだし、戯言の方が多いし…」
「そうですねー」
「それがどうかしたかい?」
「でね、そんなこと考えたら、今度はアカイイト関連で来てくれた人はジルオールとかって読む物ないなーって思うかなって…」
「それはどうでもいいんじゃないんですか? そんなこと気にして書いてて疲れませんか?」
「…うん、そうなんだけど…」
「そんなこと言ったら、この前のシノブ伝はどうなんだい。 あれなんか自分しかわからないんじゃないかい?」
「わかる人はいるよっ。 見に来てる人の中にいるかはわからないけど…」
「あれはどうしてシノブ伝だったんですか? それも戯言扱いになってますし」
「書きやすいかなーって思って…。 実際は凄い書きづらかったけど…。 戯言にしたのは多分もう書かないから…」
「それを言ったら絶対×浪漫や神無月もそうじゃないんですか?」
「…うん、そうなんだけどね」
「どうでもいいんだけどさ、桂」
「何? サクヤさん」
「さっきからかかってる曲止めてくれないかい?」
「なんかおかしなテンションになってきますよねー」
「え、でも、これかかってるとなんだか目が覚めるんだよ」
「嫌な目の覚まし方だね」
「あなたでなーきゃ、ダメっなーのー♪ 楽しいよ?」
「…二時間くらいエンドレスなんですけど…」
「うーん。 じゃあ止めるね」

「お客さんがどれ見たとかわからないから推測なんだけど、戯言って読まれてないと思うんだよ」
「どうしてですか?」
「読んでも意味わからないことばかり書いてあるから」
「そう思うんだったらわかるように書いたらどうだい」
「でもこれ小話と違って直接書いてるから、疲れて眠い時に書いててどうしようもないんだよね。 できるだけオチをつけようとするので目一杯なわけですよ」
「ついてないことが多いですけどねー」
「うう、それは言わないや…」
「ああ、もうそれはいいから」

「だから戯言はやめちゃおうかなーって」
「これが一番書きやすいんじゃないんですか?」
「うん、まあそうなんだけど…。 読んでて『痛い』かなーとも思うし…。 それにここ以外に書いたものと混同するんだよね…」
「ここ以外ってどこだい」
「…よそのアカイイトサイトさんに行った時の足跡・感想とか?」
「その方が『痛い』んじゃないでしょうか?」
「ううう、反省してます…」
「やめたら更新するものなくならないかい? 最近書いてないじゃないか」
「うう、それは言わな…」
「だからそれはもういいですので」
「うう、二人ともひどいよ…」

「さっきはああ言ったんだけど」
「何の話だい?」
「小話と違って…って。 でもよく考えたら小話も適当に書いてるんだよね」
「残しているか、残していないかの違いしかないわけですねー」
「そうなんだよね。 戯言って全く残してないんだよね。 この前の絵ももう両方ともないし」
「どうしてさ?」
「パソコンからも消したし、原版は捨てたし」
「…」
「…」
「アップしたからもういいやーって。 だいたい描いた絵って手元に残ってないんだよね」
「桂おねーさんはなんでもかんでもすぐ捨てようとしますよねー」
「あたしも捨てられちまうのかねえ…」
「どういうこと?」
「わたしは捨てられても離れませんけどね」
「言うねえ、葛」
「二人とも、何言ってるの?」

「何の話だったっけ?」
「で、結局こうなるわけかい。 確かにこれなら戯言はやめた方がいいかもね」
「サクヤさん、文章も書くんでしょ? わたしに書き方教えてくれないかな?」
「文章の書き方なんて起承転結がしっかりしてたらいいんだよ。 とりあえずはね」
「…それができないから聞いてるのに」
「それに教えたところであたしの文章になるだけさね。 あんた自身が気づくしかないのさ」
「うう…」
「まあまあ。 桂おねーさん、サクヤさんは教えてくれないようですし、わたしと『二人で』どう書けばいいか考えましょうー」
「あ、うんっ。 ありがとう、葛ちゃんっ」
「あ、いや。 教えないなんて言ってないだろう、桂。 いやそうじゃなくて、もう教えたじゃないか」
「いえいえ、あとはわたしと桂おねーさんとで考えますので、サクヤさんはもういいですようー」
「…謀ったね、葛」
「そんなことしてないですよ? ただ利用させていただいただけですよ?」
「じゃあ葛ちゃん、考えようか」
「そうですねー。 ではサクヤさん、また」
「あ、サクヤさん。 また来てね」
「-っ。 葛っ、覚えてなっ!」





「で、リンクと検索ってどう違うの?」
「…そういうオチですか」



(終)  
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