数分で読める小話を置いてます。 暇潰しにはなるかもしれません。
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「ねえ、エレンディア」
「うん?」
「そう言えば前にエルファスの話が見たいとか言ってたじゃない? あれどうなったの?」
「その時追記に書いたわよ。 見つかった、って」
「それで終わり?」
「んー。 私の中のエルファス様ブームすぎたしー」
「うわ。 最悪だっ」
「な、何よー。 そういうあなたはどうなのよ、カルラ」
「はあー? 何がどうなのよ、なのかわからないんだけど?」
「ほら例えばベルゼーヴァさんとかー」
「あんなうるさいやつはお断り」
「うるさいの?」
「あなた、あいつの配下になってみればー? うんざりすること請けあい」
「んー…でも別に間違った指揮をするわけではないんでしょ?」
「ふぅ…まあ無知は罪ではないけどさー」
「…そこまで言う程?」
「ねえ、アイリーンだってそう思うでしょ?」
「いや…その、私は特には…」
「あなたが嫌がってるだけじゃないの?」
「あんなのと、って考えるくらいならリベルダムの商人でもひっかけるわよっ」
「…あなたリベルダム滅ぼすほど嫌いじゃないの…」
「商人だったら軽くくびり殺せるからね」
「…」
「カルラ様…それは…ちょっと……」
「でもあのとんがり頭はダメ。 そう簡単には寝首はかけない」
「そんなに嫌いなのになんでディンガルにいるのよ、あなたは…」
「んー? アンギルダンのおじいさんと似たようなものよ、そんなん。 ネメア様は嫌いじゃないし、ディンガルの方向性と私の目的の利害一致もあったし」
「ふーん。 じゃああなたは特に誰も?」
「んー…まあ、その気にさせてくれる人はいないでもないけどさー」
「え!? そ、そうなの?」
「ただまあ救いようがないほど鈍感だから脈なしかもねー」
「えー。 なんなら私が手伝うよ?」
「その台詞ゼネテスやフェティやらお仲間全部に言ってみな、あなた」
「なんで?」
「誰かはあなたの寝首かいてくれそうだから」
「なんでよーーーっ」
「で、エルファスのブームがすぎて今は? またアトレイア?」
「なんかすごい引っかかる言い方ねー。 そういう言い方やめてよねー」
「シャリは? どうなったの?」
「…」
「まあ聞くだけ無駄かなー」
「そ、そんなことはっ。 だから別キャラでやってみようかな、って思ってるんだよ」
「…なんか意味あるの? それ」
「あるよー。 始まりが違えば感じだって変わるでしょ? 今度はなけなしの乙女心でロマンスを楽しんでみようかな♪ とかさ」
「アイリーン、あなたは彼氏がいていいわよねー」
「か、彼氏なんかじゃありませんってばっ」
「まあいいや。 ロセンに銅像も作ったし、ロセンを滅ぼすのは目標だったからね。 それができただけでも私の心は楽になったよ」
「…あの…露骨に無視されてる気がするんですけど…」
「してるのよっ」
「なぁんでよーーーっ」
「だいたいさ、エレンディアはそんなことをほざいて始めておいて」
「ほざいて、って…」
「結局はアトレイアのところで止まるんだよねー」
「前にも聞いたなー。 おにーさまー、とかセラー、とかチャカー、とか」
「それは本当にそう思ったもん」
「それがすぐにアトレイアー、になるわけよ」
「まあそうですね…」
「アイリーンまで私の敵なのっ」
「私はカルラ様の副官ですっ。 って言うよりも事実じゃないのっ」
「んんー…んー…。 つ、次こそはっ」
「まあ無駄でしょうね」
「そうですね…」
「そんなーっ」
(終)
「うん?」
「そう言えば前にエルファスの話が見たいとか言ってたじゃない? あれどうなったの?」
「その時追記に書いたわよ。 見つかった、って」
「それで終わり?」
「んー。 私の中のエルファス様ブームすぎたしー」
「うわ。 最悪だっ」
「な、何よー。 そういうあなたはどうなのよ、カルラ」
「はあー? 何がどうなのよ、なのかわからないんだけど?」
「ほら例えばベルゼーヴァさんとかー」
「あんなうるさいやつはお断り」
「うるさいの?」
「あなた、あいつの配下になってみればー? うんざりすること請けあい」
「んー…でも別に間違った指揮をするわけではないんでしょ?」
「ふぅ…まあ無知は罪ではないけどさー」
「…そこまで言う程?」
「ねえ、アイリーンだってそう思うでしょ?」
「いや…その、私は特には…」
「あなたが嫌がってるだけじゃないの?」
「あんなのと、って考えるくらいならリベルダムの商人でもひっかけるわよっ」
「…あなたリベルダム滅ぼすほど嫌いじゃないの…」
「商人だったら軽くくびり殺せるからね」
「…」
「カルラ様…それは…ちょっと……」
「でもあのとんがり頭はダメ。 そう簡単には寝首はかけない」
「そんなに嫌いなのになんでディンガルにいるのよ、あなたは…」
「んー? アンギルダンのおじいさんと似たようなものよ、そんなん。 ネメア様は嫌いじゃないし、ディンガルの方向性と私の目的の利害一致もあったし」
「ふーん。 じゃああなたは特に誰も?」
「んー…まあ、その気にさせてくれる人はいないでもないけどさー」
「え!? そ、そうなの?」
「ただまあ救いようがないほど鈍感だから脈なしかもねー」
「えー。 なんなら私が手伝うよ?」
「その台詞ゼネテスやフェティやらお仲間全部に言ってみな、あなた」
「なんで?」
「誰かはあなたの寝首かいてくれそうだから」
「なんでよーーーっ」
「で、エルファスのブームがすぎて今は? またアトレイア?」
「なんかすごい引っかかる言い方ねー。 そういう言い方やめてよねー」
「シャリは? どうなったの?」
「…」
「まあ聞くだけ無駄かなー」
「そ、そんなことはっ。 だから別キャラでやってみようかな、って思ってるんだよ」
「…なんか意味あるの? それ」
「あるよー。 始まりが違えば感じだって変わるでしょ? 今度はなけなしの乙女心でロマンスを楽しんでみようかな♪ とかさ」
「アイリーン、あなたは彼氏がいていいわよねー」
「か、彼氏なんかじゃありませんってばっ」
「まあいいや。 ロセンに銅像も作ったし、ロセンを滅ぼすのは目標だったからね。 それができただけでも私の心は楽になったよ」
「…あの…露骨に無視されてる気がするんですけど…」
「してるのよっ」
「なぁんでよーーーっ」
「だいたいさ、エレンディアはそんなことをほざいて始めておいて」
「ほざいて、って…」
「結局はアトレイアのところで止まるんだよねー」
「前にも聞いたなー。 おにーさまー、とかセラー、とかチャカー、とか」
「それは本当にそう思ったもん」
「それがすぐにアトレイアー、になるわけよ」
「まあそうですね…」
「アイリーンまで私の敵なのっ」
「私はカルラ様の副官ですっ。 って言うよりも事実じゃないのっ」
「んんー…んー…。 つ、次こそはっ」
「まあ無駄でしょうね」
「そうですね…」
「そんなーっ」
(終)
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