ジルオールで戯言

忘れてました

「ほぼ１年過ぎてる・・・時の経過って怖い・・・」
「次は秋に会いましょうとか言ってたのにね・・・こ、今年の秋だったのかな」
「そんなフォローいらない・・・エステルのいじわる・・・」
「別にいじわるで言ったわけじゃないよっ。　エレンディアが自分で言ったんじゃないさ」
「私じゃないです。　社長さんです」
「うわぁ・・・そういうこと言うんだ・・・」
「あ、引かないで。　ごめんなさい」

「にしても本当困ってるんだ」
「何を？」
「お話書けなくなってることなのー」
「そうだけど、そうじゃない！　余計なこと言わないっ、ルルアンタ！」
「じゃあ何？」
「実はＰＳ２買ったって前言ってるのだけど、今に至るまでにさらに２つ買ってるんです」
「ＰＳ２集めてるの？？」
「・・・その、中古はダメになりやすく・・・」
「ええー？　そうなの？」
「エレンディアは使い方がひどいのー」
「そ、そんなことないわよっ」
「エレンディアは４８時間以上電源入れっぱなしとか平気でするのー」
「ええええ？　なんでー？」
「いや・・・その・・・」
「例えばー、３時間くらい遊んで寝落ちして、数時間で起きてもセーブするべきかどうかで悩んでそのままでまた寝て、起きたらそのまま出かけちゃうのー」
「電源切りなよっ！」
「だからセーブしていいものかどうかがね・・・」
「メモリーカード６個も持ってるのにー」
「そんなにいるの！？」
「同じデータなメモリーカードが３つくらいあるのー」
「ルルアンタやめなさい」
「えっとそれってバックアップってこと？　でもそんなにいるかな？」
「バックアップじゃないのー。　どれも微妙に違うデータでちょっとだけ違うから消していいかどうかも自分でわかってないのー」
「やめなさい」
「特にレッスルエンジェルスのデータがひどくて、メモリーカードごとにギャラリーの埋まり具合がばらばらなのー。　一生ギャラリー埋まらないのー」
「るるあんたぁぁぁぁぁっ！！！」
「全部本当のことなのーっ」
「もー、またいつものじゃないのーっ」

「まぁいろいろ言いたいことはあるんだけどさ」
「あ、珍しい。　いつものオチで終わりじゃないんだ？」
「エステルまでそういうこと言うの・・・？」
「あ、あはは・・・でもエレンディアも悪いと思うんだけど・・・」
「わかってるけどさ・・・そうでなくて、本当ソニーさんＰＳ２再販してくれないかな・・・」
「その・・・言いにくいけど絶対無いと思うよ・・・？」
「なんで？」
「だってソニーはブルーレイ売りたいんだから・・・」
「ぐ・・・っ」
「再販してくれたら３台くらい買ってラドラスに引きこもるのに・・・っ」
「ラドラスは私の家だから！　エレンディアの家じゃないでしょー！」
「あら、エステルと一緒にいたいって言うのはダメ・・・？」
「え、あ、えっと、それなら・・・」
「エステルちゃん騙されちゃダメなのー。　引きこもりなんて入れちゃダメなのー」
「はっ！？」
「るるあんたぁぁぁぁぁっ！！！」
「間違ったことは言ってないのーっ」
「結局いつものオチじゃないさ・・・」



（終）